ワンピースカードのブロッカー ― 実戦での使いどころ
ブロックは相手のターンに行える唯一の判断で、コストはキャラ1体をレストするだけ。それでも多くの人は早く切りすぎています。
要点
- ブロッカーは、そのキーワードを持つアクティブなキャラをレストして、宣言済みの攻撃を自分に向け直す能力です。
- レスト状態のブロッカーはブロックできず、1回の発動で受け止められる攻撃は1つだけです。
- ブロックは攻撃宣言後・カウンターステップ前に行うため、ブロックしてからカウンターを重ねられます。
- ブロックは義務ではありません。ライフを受ければ手札が増えるため、受けたほうが得な場面もあります。
- バニッシュ持ちに対しては、受けるとカードとトリガーまで失うため、基本的にブロックが正解です。
ブロッカーはこのゲームの防御キーワードであり、「守れている人」と「ただ生き延びている人」を分ける要素です。ルール自体は三行で終わります。その裏にある判断は、そう簡単ではありません。
ルール
- 相手が自分のリーダーまたはキャラに攻撃を宣言します。
- 何も解決される前に、ブロッカーを持つアクティブなキャラ1体をレストできます。
- 攻撃はそのブロッカーへ向け直されます。元の対象は攻撃されていない扱いになります。
- ブロッカーはアクティブである必要があります。前のターンに攻撃でレストしたキャラはブロックできません。
- 1体のブロッカーが受け止められるのは1回の攻撃だけ。2回止めるには2体必要です。
- ブロックは常に任意です。強制されることはありません。
- ブロックはカウンターステップより前に行うため、ブロック後に手札からパワーを足してブロッカーを守れます。
ブロックすべき場面
| 状況 | ブロックする? | 理由 |
|---|---|---|
| ライフ1 | ほぼ常にする | 負けと引き換えにできる手札など存在しない |
| 攻撃側にバニッシュ | 基本的にする | 受けるとライフ・手札・トリガーの三つを失う |
| 攻撃側にダブルアタック | 基本的にする | ライフ2枚をキャラ1体のレストで止められるなら安い |
| ライフ4、序盤 | ほとんどしない | ライフは手札に変わる。ブロッカーはもっと重要なターンまで温存 |
| ブロッカーのほうがパワーで上 | する | ブロックして生き残れば、その攻撃は何も生まなかったことになる |
| もう不要なキャラが狙われている | しない | 落とさせてよい。役目を終えたものに防御資源を使わない |
使わなかったブロッカーは無駄ではありません。3ターン目にライフ1枚を守るために切ったブロッカーは、しばしば無駄です。
攻撃側から見たブロッカー
卓の反対側から見ると、ブロッカーは攻撃順に課される税金です。定番の対処は三つあります。
- 吐かせる。 失って構わないキャラで先に殴る。ブロックされればブロッカーはレストし、本命の攻撃は素通りします。
- 除去する。 ブロッカーを直接殴るか、攻撃前にメインフェイズのイベントで退かせる。
- サイズで上回る。 ブロックしても損しかしない量までDON!!を付ける。DON!!2枚はイベント1枚より安いことが多いです。
攻撃順を考えることは無料で、しかもこのゲームで最も活用されていない技術です。最初の攻撃を宣言する前にターン全体を設計しましょう。計算の詳細はリーダーを殴るべきタイミングにあります。
デッキに何枚入れるか
| デッキタイプ | 目安枚数 | 理由 |
|---|---|---|
| アグロ | 0〜4 | キャラは攻撃でレストしたい。守りに残す前提と噛み合わない |
| ミッドレンジ | 4〜8 | 崩れたターンを耐えつつ主導権を渡さない量 |
| コントロール | 8〜12 | 重いカードが着地するまでのターンを買う役割 |
枚数よりコスト分布のほうが重要です。他の動きと同時に出せるコスト2のブロッカーは、ターンを丸ごと使うコスト5のブロッカーより価値があります。これはデッキ構築全般と同じ論理です。
ブロック判断の手順
残りの攻撃回数を数える
このターンにまだ攻撃が続くなら、最初をブロックすると本命を止められなくなります。
自分のライフを見る
ライフ2以下なら基本ブロック。3以上なら受けるのは損失ではなく資源です。
バニッシュとダブルアタックを確認する
どちらも「受ける」コストを跳ね上げ、ブロック側に判断を寄せます。
ブロッカーが生き残るか判断する
パワーを比べ、そのうえでカウンターを切ってまで残す価値があるかを決めます。
次のターンを想像する
いまレストしたブロッカーは、次のターンにいないブロッカーです。それが本当のコストです。
ブロッカーは正確に覚えるべきキーワードの一つです。全体像はキーワード能力一覧にまとめています。
よくある質問
- ブロッカーはアクティブでないと使えませんか?
- はい。ブロッカーを持つアクティブなキャラだけがレストして攻撃を向け直せます。すでにレストしているキャラはブロックできません。
- 1体のブロッカーで2回の攻撃を止められますか?
- 止められません。1回の発動で受け止められるのは1つの攻撃で、そのときにレストします。2回止めるにはアクティブなブロッカーが2体必要です。
- ブロックとカウンターは同じ攻撃に両方使えますか?
- 使えます。ブロックが先に行われて攻撃が向け直され、そのあと通常どおりカウンターステップが来るため、手札からパワーを足してブロッカーを守れます。
- ブロックは必ずしなければいけませんか?
- いいえ、常に任意です。ライフダメージは手札を増やすため、序盤は通したほうが正しい場面が多くあります。
- 他のキャラへの攻撃もブロックできますか?
- できます。ブロッカーは、自分のリーダーへの攻撃でも、自分のいずれかのキャラへの攻撃でも、自分に向け直せます。
出典
カードの価値を「なんとなく」で判断するのはもう終わり
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